思わずトンカツを食べる手が止まってしまいそうな研究結果が発表された。
その研究は「ブタの内面性」についてまとめたもので、「ブタは遊び好きで賢い生き物である。また優れた長期記憶を持っていて、
仲間のブタをうまくだます能力もある」と明らかにしている。それに、自分の知っているブタと初めて会うブタの区別ができるのはもちろん、
自分に親切な人間とそうでない人間を見分けることもできる。
この研究の論文「思考するブタ:ブタの認知能力、感情、個性の比較検証」は、科学者たちによって審査された科学論文をさらに調査分析してまとめたものだ。
比較心理学の学術誌「International Journal of Comparative Psychology」に掲載されている。
論文を執筆したのは、神経学者でキンメラ動物愛護センター創設者のローリ・マリーノ氏と、アメリカジョージア州にあるエモリー大学のクリスティーナ・M・コルヴィン教授だ。
論文は「これまでの研究から、ブタには複雑な認知能力があり、知能が高いとされる他の動物と多くの共通点があることが分かる」と述べている。
たとえばこの動画は、ブタがパズルを解く様子を紹介している。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/19/pigs-are-highly-social-and-really-smart_n_7626142.html